今回はポーカーを今以上に強くなる為に、どのような姿勢で臨み、どういう風に勉強を行っていけばよいのかを紹介して行きたいと思います。
私はポーカー歴は5年ほどでして、国内外のポーカーの大会に何度も出たことがあり、経験を重ねるにつれ、どのように勉強していけば強くなれるかがわかってきました。
自分がベストだと思える状態で戦う事

前提条件として、ポーカーをプレイする時は、自分なりにベストコンディションで臨み、頭がクリアな状態で、考えうる事を限界まで考えてプレイすることが大事です。
ティルトしていていますとプレイの判断に支障をきたしますし、何も考えず気分でプレイしていると、自分が治さないといけない間違いを見落としてしまい、成長ができません。
ポーカーは、時間をかけて吟味しないと1つ1つのプレイに明確な判断を下せないため、その場ではいくらでも言い訳ができます。
「今日はちょっと体調が悪かったからティルトしていた」「相手のプレーからはセットを持っていると思わなかった」
もっともらしい理由ですが、言い訳をして直さないといけない問題点をおざなりにしていましたら、申し訳ないのですがなかなか強くなる事はできません。
そういった言い訳ができないように、体調を万全にし、1ハンド1ハンド全力でプレイし続けて、自分が解決すべき問題点を明確にしていきましょう。
ハンドを記録すること

ライブポーカーでは全部のハンドを記録していくのは難しいですが、気になったハンドはスマホ等で軽くメモを取り、後から見直すようにします。
もし、PokerStarsや888pokerなどオンラインポーカーをされているのであれば、ハンド履歴はHoldem Manager(ホールデムマネージャー)などのトラッキングソフトを使うと自動的に保存してくれてGoodです。
ご存知かもしれませんが、ホールデムマネージャーについて説明しますと、相手のハンドの参加率やレイズ率、ハンド履歴、どれだけ収益を出したかなどを、プレイ画面に数値化し、表示してくれるソフトです。オンラインポーカーを行うのであれば、必須のソフトですね。
しかしながら100ドルほどしますので、もし購入を検討しているのであれば、財布と相談しましょう。ホールデムマネージャーは買い切り型なので、一度100ドル出せばそれ以上の出費はありません。
ハンド履歴から、どういったアクションを取ったかを見直すことができますので、その時のアクションが正しかった、期待値的に正しかったかなどをチェックしましょう。
書籍で勉強する
ポーカーは座学が必須です。そのたった一つの理由は以下の通りです。
- ポーカーは身体能力ではなく、全て思考のみで結果が出るため
ポーカーは思考こそが命でして、野球やサッカーなどのように身体的能力は問われません。
思考が生命線であるので、テーブルで対峙しているプレイヤー達は自分のプレイスタイルについて正直に話さないと思った方が良いです。相手がポットを取った時、「ナイスフォールド。AAだったよ」と言いながら、27oを伏せてマックすることも大いにあります。
そのため、ポーカーのセオリーを学びたいのであれば、自分で情報を取る必要がありますので、座学をしましょう。
前置きが長くなりましたが、座学をする媒体は、動画でも書籍でもどちらでもよいと思います。続けることが大事ですので、自分が勉強しやすいと思った方を選びます。
幸い、昔に比べて徐々に英文の書籍を日本語で書き換えたものが増えてきましたので、かなり勉強しやすい環境になりました。
ここで、日本語で読めるお勧めの書籍を紹介します。
ポーカーはプレイに落とし込む事が大事
座学が大事と申し上げましたが、実際にただ動画を見たり、本を読むだけですと上手くなりません。「座学で得た知識をどのように自分のプレイに生かすか」という落とし込みが大事です。
私も経験があるのですが、座学をした後は、何となくポーカーが上手くなったような気がします。しかしながら、その知識をもって実際にプレイすることが大事です。
失敗しても良いので、座学で得た知識を実戦で使い、その良し悪しを判断することで初めて座学が生かされたと言えます。そのプレイが実際に期待値が高いかどうかは、試した本人にしかわかりません。
座学で得た知識を自分のプレイに落とし込み、そのプレーが上手くいったかどうかを検討する習慣をつけましょう。
最後となりますが、この記事を読みましたらすぐに実践してみて下さい。実際に行動を起こせる人だけが、ポーカーが強くなれます。