テキサスホールデム

もう初心者と言わせない!テキサスホールデム戦略記事

今回はポーカーのテキサスホールデムにおいて、初心者~脱初心者を目指す方向けに記事を書きました。

この記事では、なるべくポーカーの専門用語を使わないように書いていますが、最低限度の専門用語は使用しています。

もし、わからない語句が出てきましたら、自分で調べましょう。

この調べる作業ができない人は、きついことを言ってしまって申し訳ありませんが、ポーカーの脱初心者は難しいです。

ポーカーにおける正しいプレイ

ポーカーにおいて正しいプレイとは、それぞれの場面において、利益的なプレイを行う事です。

例えばプリフロップでAAがKKに負けたとしても、あなたは正しいプレイをしたので、嘆く必要は全くありません。

また、頻繁にリレイズオールインをしてくるルーズなプレイヤーだったので、AQでコールしたらKKが出てきてしまって負けてしまったなど、良く相手を観察して利益的なプレイをしたのであれば、あとの結果は運に任せるしかありません。

あくまでも、私たちができるのは正しいプレイをすることだけなのです。

プリフロップでどのようなハンドでリレイズするべきか

ポーカーを始めたての人の疑問の一つは、「どのハンドでリレイズ(3ベット)するべきなのか?」という点だと思います。

一般的なポーカーの教科書では通常、以下のハンドでリレイズすべきだと教えています。

  • AA~QQ
  • AK~AQぐらい

しかしながら、これだとリレイズするべきハンドレンジが狭すぎです。

この狭さでは長時間プレイしていると、相手からリレイズのハンドレンジがバレてしまいます。

ここで一旦、後の説明をわかりやすいものにする為に、ポジションの図解を入れさせて頂きます。

引用元:Poker道様「ポジションの基礎」より

レイズしてきた相手がもしアーリーポジションである場合は、前述のハンドレンジで良いですが、MP3やCO、BTNからでは以下のハンドレンジでリレイズします。

  • AA~QQ
  • AK~AJ
  • KQ~KJ
  • QJ
  • A5~A2s(スーテッド)

※レイズしてきた相手がルーズな場合など、さらに広げたい場合は、JJ、TT、ATs、KTs、QTsなども入れます

これらのレンジでリレイズした場合、通常そこそこの頻度で相手を降ろすことができ、レイズ額分スチールすることができます。

なぜ相手を降ろすことができるかと言いますと単純な話、自分がA、K、Q、Jなど強いカードを持っているからです。

これらの強さのハンドを持っているという事は、相手がこれらの強さのカードを持っている確率が相対的に下がるという事になります。

仮にコールされたとしても、自分の持っているハンドは、相手が持っている確率が低いという情報を得た状態で戦えます。

例を挙げますと、例えば相手がレイズをしてきて、自分がKJでリレイズし、コールされた時、リリレイズ(4ベット)されなかったという事はAA~QQの線が薄く、自分はKとJを持っているので、AQなどAを絡めたハンド、もしくは77や99などの3カードもしくはローボード狙いのハンドでコールされた可能性が高い、と考える事ができます。

また、別のプランとして、自分が78sや55などのドローハンドでリレイズする方法もありますが、コールされた時の自分のハンドから得られる情報が弱いため、おススメできません。

ここで注意したいのは、自分がQQを持っている時にリレイズして、さらにリリレイズ(4ベット)された時は、通常相手はAA~KK、AKを持っている可能性大です。

仮に相手がAKだと仮定しても、QQでは勝率がほぼ互角です。

相手がAAやKKだと最悪で、勝率は20 : 80くらいの勝率となりこちらが圧倒的に不利となります。

QQはプレミアムハンドと言われているため、降りたくない気持ちはわかりますが、リリレイズされたらスパっと降りるか、どうしても降りるのがイヤであれば、相手AK読みでしぶしぶコールとしましょう。

ベットとチェックのバランスを取る

自分がAQを持っている時にレイズをし、フロップが

A 3 9

と落ちた時、通常ではベットをしますが、たまに敢えてチェックする事も重要です。

なぜなら、ベットとチェックのアクションのバランスを取った方が利益的だからです。

ボードがウェット(スートが揃っているフロップの事)場合も同じです。

自分

フロップ

上記のボードの場合、通常のポーカーの教科書では必ずポットの8割位のベット(通常は5割くらい)して、

のような、相手のフラッシュドローに対して、コールする代償を負わせるようなプレイが望ましいとされています。

しかし、この理論は現在ではあまりにも一般的ですので、その理論を逆手に取るため一定の割合でチェックする事により、相手に「Aを持っていないのではないか」とミスリードさせる事ができます。

そのミスリードによって、相手のハンドがノーヒットであった場合でも、相手の「俺はAヒットしてるぞ」というブラフベットを誘発させることができます。

もし、ここで自分が素直に教科書通り、Aヒットでベットしたとき、相手がノーヒットの場合は素直に降りられてしまいます。

よって、上記のようなボードでのチェックは利益的になりますよ。

ただし、3枚目の♠が落ちたら、相手のアクションに慎重になりましょう。

メンタルは思っている以上にプレイに影響を及ぼす

ポーカーにおいて、メンタルはとても重要です。

このメンタルというのがかなり厄介で、自分で平然としていると思っていても、強がっているだけというパターンもよくあることなんですね。

メンタルがやられている場合だと、相手のベットの思う壺になりがちです。

いつもは冷静に降りられているシチュエーションが、ついついコールしてしまってチップを失ってしまう・・・私も何十回、何百回と経験があります。

基準としては、いつもは順調にチップを稼げているのに、今回は少しずつ負けてしまっている、といった時はメンタルがやられている事を疑うべきです。

ここで以下、メンタルがやられたり、冷静な判断ができなくなるリストと、その対処法を書いていきます。

  • バッドビートを食らった

→バッドビートを食らったという事は、確率的に正しいプレイをしているという事なので、全然気にすることはない、と心に念じましょう

  • 身の回りで不幸があった
  • 寝不足である、お腹が空いて頭が回らない、疲れている

→この2項目は避けられる状態ならセッションを中断するべきです。心が落ち着いたと感じたら、セッションを再開しましょう

  • テーブル上で強いプレイヤーと対峙していて、恐怖を感じている

→素直に席を立って終了としましょう。現時点で勝てない相手です。この場合は逃げるが勝ちです。もしくは海外のカジノによっては、テーブルチェンジができる所もあります

 

念を押してもう一度書いておきますが、一番厄介なのはメンタルがやられている状態なのに、「自分は大丈夫」と強がってポーカーを続けている時です。

この状態の時は常にチップを失い続けますので、チップがいくらあっても足りないということを心にとめておきましょう。

 

初心者へおススメの書籍

ポーカーを勉強するためには、以下の書籍がおススメです。

こういった入門書の書籍は、ポーカーの定石を知り、その裏をかくために読んでおいたほうが良いです。

ポーカーは海外発祥のものであるので、戦略本となるとだいたい洋書になる事が多いです。

つまり、日本語訳された書籍はかなり貴重であるので、今後日本語訳の書籍が発売された場合は、なるべく読むようにした方が良いですよ。

GTO戦略について

GTOとは、Game Theory Optimalの略で、ゲーム理論最適化という意味です。

これは簡単に言うと、相手がどのような戦略を取っていても、GTO戦略を取っていれば、つけいられる隙を作らない戦略のことです。

現在、ポーカー界ではこのGTO戦略が流行しています。

数年前に技術進化によって、ポーカー界にAI技術を用いたソフトウェアが公開されました。

PokerSnowie」や「PioSOLVER」が有名です。

これらのGTO戦略を基としたソフトウェアは、今までの常識では通常取られなかったアクションを推薦してくれたり、AlphaGoが人間のプロ囲碁棋士を打ち負かした話題のAI技術という事で、ポーカー界で瞬く間に広がりました。

しかしながら、このGTO戦略について疑問を持つ声もあります。

そもそもポーカーというのは、人間同士が行うものだからです。

人間には感情があり、住んでいる地域も違うため、様々な背景があり、プレイスタイルも違います。

例えば日本人は慎重になりすぎる人が多く、海外のカジノでプレイした際、外人から訳の分からないオーバーベットをされると、降りやすい傾向があるなどです。

そのため、PC上のみで計算するGTO戦略のみでは、完璧でないということです。

ニキさんが海外有名プロのCharlie Carrelの動画「F〇〇K GTO」の日本語訳をされました。

ポーカーはめちゃくちゃ複雜なゲームで無限にベットサイズのパターンがある。現時点で最高のAIをもってしても完璧なゲーム理論最適化にははるかに及ばない。

引用元:ニキ様 note 「F〇〇K GTO」 by Charlie Carrel 日本語訳(意訳)より

つまりポーカーにおいては、現時点のAI技術で、GTO戦略を立てることができず、完璧ではないということです。

Charlie Carrelの意見では、相手のプレイスタイルに合わせて、自分の戦術を合わせていくことが重要だということです(エクスプロイト戦略と言います)。

簡単な例を挙げますと、高頻度でブラフばかりしてくるプレイヤーに対しては、こちらもコールする頻度を増やすしてみよう、などです。

しかしながら、ハイステークスになると相手の戦略を知るために、GTOが少し必要になることも頭に入れる必要があるとのことです。

あなたはGTO戦略を肯定しますか、それとも否定しますか。