口内炎はできてしまうとずっと気になってしまって、仕事に集中できなかったり、プライベートも楽しくなくなってしまいますよね。今回は、口の中にできてしまった口内炎を、早く治す方法について説明したいと思います。
口内炎が起こる原因
口内炎ができる原因は様々です。以下、書いていきたいと思います。
・口の中で物理的な刺激を与えてしまった
間違えて口の内側を噛んでしまったり、歯磨きのブラッシングが強すぎた、または親知らずなど噛み合わせが悪いために口の中を傷つけてしまい、口腔内の衛生状態が悪いと、傷に細菌が繁殖して炎症が起こってしまうパターンです。
・栄養不足による口腔内の粘膜が弱ったり、細菌への抵抗力が失われてしまった
栄養不足によっても、口内炎は発生します。具体的な栄養素で言うと、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB群です(効能は後述します)。これらの栄養が不足してしまうと、粘膜が弱まって傷がつきやすくなったり、細菌への抵抗力が失われたりして炎症が起こります。
・睡眠不足、ストレス、胃腸障害などで口腔内の菌のバランスが崩れてしまった
この3つが原因で口内炎を起こす細菌が増殖しすぎてしまい、炎症を起こすこともあります。また、歯磨き粉に含まれるラウリル硫酸ナトリウム(SLS)が口内炎を起こすこともわかってきています。

口内炎を早く治すためには
もし、口内炎ができてしまった場合、早く治すために、以下の事を行うことをお勧めします。
・口腔内を清潔に保つ
口内炎を早く治すためには、炎症部を殺菌することが重要です。その為に、うがい薬や薄い塩水でこまめにうがいをするようにしましょう。
・水分や栄養をしっかり摂る
まず水分をこまめに摂り、口腔内を乾かさないようにします。口の中が乾くと、細菌が増殖しやすくなってしまいます。また栄養に関しましては特に、前述しましたビタミンA、ビタミンC、ビタミンB群を意識して摂るようにしましょう。
- ビタミンA:上皮細胞や粘膜を正常に保ちます→レバーやモロヘイヤ、ニンジンに多く含まれます
- ビタミンC:最近に対する抵抗力をアップします→赤、黄ピーマン、ゆずなどに多く含まれます
- ビタミンB群:体力を回復させ、粘膜を丈夫にします→豚肉、うなぎ、ナッツに多く含まれます
・辛いものや熱いもの、お酒などの刺激物を避ける
これらを摂ってしますと、治りが遅くなってしまいます。ですので、完全に治るまではなるべく避けるようにしましょう。
