今回は韓国旅行に行く方のために、事前にどのような準備をしていけばよいか、覚えておいた方が良い事、またオススメな交通手段などを紹介します。
そして私が実際に搭乗した飛行機と、宿泊したホテルを紹介しまして(両方ともオススメできるレベルでした)、最後に有名韓国ドラマの舞台となった昌徳宮についても触れたいと思います。
私は2019年3月に韓国旅行に行っておりまして、その際に持参してよかった持ち物なども解説していきます。
韓国旅行で持って行った方が良い持ち物
以下の通りです。
- モバイルwifi、もしくは海外SIM(プリペイド)
- モバイルバッテリー(2、3個あるとベスト)
- 変換プラグ
- 本気の防寒着
- マスク
・モバイルwifi、もしくは海外SIM(プリペイド)
カカオタクシーや便利なアプリを使う時や、あまり精度はよくありませんが、Googleマップを使用する時に必要です。
・モバイルバッテリー(2、3個あるとベスト)
韓国では外出先で充電する事はあまり考えない方が良いです。充電するつもりであれば、後述の変換プラグを持っていき、スタバを探して充電するようにします。
モバイルバッテリーは空港での持ち込みに注意が必要で、預かり荷物はOKですが、機内持ち込み不可です。空港でも言ってくれますが、モバイルバッテリーは預かり荷物にしまっておきましょう。
・変換プラグ
韓国では日本の電源プラグが使えません。韓国の電源プラグは以下の通りです。

この電源口を日本の電源プラグを使えるようにするためには、変換プラグが必要です。変換プラグを差すとこうなります。

これで日本の電源コードが使えるようになります。

一応、私が宿泊しましたスカイパークキングストン東大門(後述)はベットの横に日本の電源プラグが差せる場所があり、USBで充電できる所もありますので、この二つで十分事足りるようであれば、変換プラグは必要ありません。
しかしPC作業をしたい方は、ベッドでしか充電できないので(しかもツインでも一つのみ)、それを不便と感じる方や、電源プラグが足りない方は変換プラグを買っておきましょう。
私が持って行った変換プラグは以下のものでした。
・本気の防寒着
韓国はマジで寒いと思った方が得策です。韓国へは春先の3月後半に行きまして、日本は冬の恰好では暑いと感じるぐらいの気温だったのですが、韓国は凍えるほど寒かったです。同行者の父は厚着をしてきたのですが、母が割と薄着で来てしまったため、あまりにも寒いという事で、東大門の市場でガチの防寒着を買いました。
暑ければキャリーバッグの中に突っ込めばよいので、現地の気温を見つつ、なるべく本気の防寒着を持っていくようにしましょう。
・マスク
韓国は花粉は少ないですが、PM2.5や黄砂が飛んでいまして、空気が汚いことが多いです。なるべくPM2.5に対応しているマスクを持参し、常に付けるようにした方が良いですよ。
搭乗した飛行機
今回の旅行では行き(日本→韓国)はJIN AIRを、帰り(韓国→日本)はアシアナ航空を利用しました。過去に韓国に3回ほど行っていますが、やはり快適度はアシアナ航空が一番でした。
理由としましては、以下の2点です。
- 標準で映画や音楽を聞いたりできる端末が付いている
- 機内食が出まして普通にそこそこ美味い
一番目の件ですが、付属の端末で日本では超最新の映画を見る事ができまして、日本でまだDVD化されていないものや、日本でまだ上映中の映画も見ることができます。

アシアナ航空は人気のため、他の国際線の料金よりも若干高かったり、直ぐに席が埋まってしまいますので、もし取れそうでして予算が許すようでしたら、アシアナ航空をおススメします。
アシアナ航空で予約が取れましたら、イヤホンを持っていくと良いですよ。簡易のヘッドホンも付属していますが、良いヘッドホンではないのでイヤホンの方が快適に映画を楽しむ事ができます。
宿泊したホテル
前回の旅行では東大門にある、ホテル スカイパークキングストン東大門に宿泊しました。


感想としましては、非常に快適でぐっすり眠れました。三ツ星ホテルですが、早めに予約すれば1泊5000円ほどになります。
ホテルの中にCUという韓国のコンビニがありまして、24時間買い物ができます。食品や歯ブラシなども揃っていまして、外出しなくても生活用品がそろいます。
このホテルの立地は、東大門市場が歩いてすぐの場所でして、あの有名な広蔵市場(うまいもん通り)が徒歩10分くらいです。広蔵市場までは歩いていきますと韓国の独特の街並みを見ることができますので、歩くのがオススメです。
また、有名韓国ドラマの「宮廷女官チャングムの誓い」や「イ・サン」の舞台となった昌徳宮も比較的近くに位置しています。もしこれらのドラマを見たことがあるようでしたら、是非行ってみる事をお勧めします。ただ、徒歩だと少し遠いので、タクシーか電車で近くまで行く方が良いです。
もし、ショッピングがメインであれば、明洞にホテルを取った方が良いです。明洞はコスメやファッションの店が多いですし、アクセサリーが豊富な南大門市場も徒歩で行けるそうです。
電車の乗り方
韓国のソウル近郊は電車が非常に発達しているので、移動手段は基本電車で、少し遠い所はタクシーでOKです。

空港から出発しているリムジンバスは、確かに目的地まで一直線で、横になれるので快適ですが、道路が渋滞していたりするとかなり遅れます。仁川空港から1時間ほどで目的地に到着する予定でしたが、ちょうど帰宅ラッシュにつかまってしまい、2時間ほどかかってしまいました。海外旅行では、できれば時間ロスは避けたいものです。
韓国の電車は日本と違って最初は戸惑いますが、一回覚えてしまえば全然楽勝です。電車の方が時間が読めますし、韓国の電車は格安なので間違いなく覚えた方が良いです。
乗るときのポイントは4つです。
- 電車乗換アプリで検索してキップを購入する
- 駅を乗り換える時はまず駅内の構造図をチェックする
- 降りる駅によっては「保証金をお受け取り下さい」と警告されるがそのまま降りる
- 保証金の回収(1回券のみ)
・電車乗換アプリで検索してキップを購入する
乗換アプリは「Korea Subway」というものを利用すると良いです。目的地の駅に行くためには、どの駅で乗り換えると良いか示してくれます。この時、目的地の駅の「3ケタの駅コード」を覚えておくようにします。
次に、駅の券売機に行きまして、最初に言語を日本語に変更します。そして「1回用の交通カードの購入」のボタンをタップし、先ほどの目的地の駅コードを入力し、購入する枚数をタップ→後はお金を入れればキップ(カードで出てきます)を購入できます。
入り方は、改札の電子端末に購入したカードをSuicaでタッチするように接触させて通ります。中には、押して入るタイプのバーがある場合があり、これは交通カードをタッチすると入れるようになります。
・駅を乗り換える時はまず駅内の構造図をチェックする
韓国の電車は駅によって複雑な場合がありまして、登る階段を間違えると、乗りたい路線の逆側に出てしまい、迷路にハマってしまうことがあります。これを避けるためにも、乗り換えの際はまず駅の構造図を見て、歩くルートをイメージした方が早いです。
・降りる駅によっては「保証金をお受け取り下さい」と警告されるがそのまま降りる
降りる時に注意ですが、タッチして降りようとする際、「保証金をお受け取り下さい」とタッチした所が赤く光り、警告されたように受け取ってしまう方もいらっしゃると思います。しかしこれが鳴って一旦改札を出ずにバックしてしまうと、二度目タッチしても戻れなくなってしまう駅もあります。降りる駅が正しいと確信しているのであれば、ひるまずに改札を出ればOKです。
・保証金の回収(1回券のみ)
1回交通券を買う際に、実は保証金の分多く料金を払っています。これを回収するために、改札を出た所に保証金を回収できる機械がありますので、ここでカードを返却して保証金を回収しましょう(500W)。
※補足
券売機でキップをかう駅コードを入力するモードの他に、目的地の駅の路線をタップして、その路線が通る全ての駅から探してタップするモードがありますが、全部カタカナで表記されてわかりづらく、駅名の表記が違うこともあるため(例えばソウル駅をソウルヨク駅と表記されまして、あっているか自信がなくなる事がある)、駅コード入力の方が間違いもなくオススメです。
T-moneyカードについて
前回の旅行では、実は韓国旅行では鉄板となっている「T-moneyカード」を購入しませんでした。
理由としましては以下の通りです。
- 単純にT-moneyカードを買うのに料金が取られるため
- チャージした料金の払い戻しに手数料が取られ金額に応じて払い戻しの場所が制限される
- 大人はT-moneyカードの恩恵をそこまで得られないため
2つ目ですが、少額であればCUなどのコンビニで払い戻しが可能ですが、高額になっていくと駅のサービスセンターに行かないと払い戻しができなかったりします。
3つ目については、T-moneyカードは電車やバスに乗る際に基本料金が若干安くなりますが、大人は1回につき10円とかそれぐらいです。13~18歳の場合は電車で60円とか安くなったりするので、購入代金の事を考えたりすると、私個人としては現金をそのまま持つ方に軍配が上がるかな、といった所です。
韓国で美味しいお店を探すためには

ただ一点のみです。
・人が沢山入っている場所
単純ですが、韓国ではこれが美味しい店にありつける一番の方法だと感じました。東大門市場では特に顕著だったのですが、韓国ではある程度の人通りにも関わらず、人の入り具合が隣の店同士でも全く違う事があります。ある店は並ぶ人がいるほど満杯なのに、その隣の店は1組しかいなかったりします。
経験談でお話しますと、妥協してかなり空いてる店に入ると料理が美味しくなかったり、韓国にしては料理の値段が高い場合が多いです。人が満杯の店は基本的に「安くて美味い」お店である事がほとんどですので、そういったお店に入るようにしましょう。
ちなみに入ってよかった安くて美味いお店は、タッカンマリという鶏が沢山入った鍋を3人前(美味でお腹いっぱいになりました)と、瓶ビールを2本で頼んでも、4000円でお釣りがきました。
昌徳宮は日本語ガイドがおすすめ

もし、昌徳宮に行く場合は、日本語ガイド付きがオススメです。通常は入れない「秘苑」に入る事ができまして、チャングムやイサンの舞台を一つ一つ紹介してくれます。名場面に思い浸ることができます。
もし事前に予約する為には、ネット決済ができるクレジットカードが必要です。
もし、クレジットカードを海外のサイトで使いたくない方はオススメしません。その場合は、ツアーが始まる13時半前に昌徳宮入口のガイドのコーナーに行き、直接チケットを購入しましょう。韓国でもソウル市内は結構英語が通じるので、「Japanese guide ticket」と言えば通じます。
前回日本語ガイドに参加しました時(土曜日)は、参加者は50~60人ほどでした。予約しておいた方が確実ですが、上限である100人も埋まらなさそうな印象ですので、当日券を狙ってみても良いかもしれません。