esports

【プロも実践】eスポーツでプロになるまでの収入確保の方法

eスポーツでプロを目指していく中で、練習時間を確保したり、海外の大会に出るとなると、会社勤めだと少し限界を感じてしまう…何か良い働き方はないのかなぁ?

eスポーツでプロを目指していく時、練習時間の確保とゲームタイトルによっては、海外の大会に出るためのお金と時間が必要ですよね。普通の会社勤めとなりますと、場所と時間が制限されてしまい、プロを目指していく中で支障をきたしてしまう事も多いと思います。結論から言ってしまいますと、フリーエンジニアになる事が一つの解決方法となります。

現在活躍されているあるプロの方も、駆け出しの頃はフリーエンジニアとして働きながら、ゲームの練習時間を確保したり、海外の大会に参加してきたそうですよ。

プロゲーマーの分類について

プロゲーマーとして活躍されている方は、以下のように分けられます。

  • 個人としてプロゲーマーとして活動
  • プロチームに所属してプロゲーマーとして活動

ここで、一番目の個人でプロゲーマーで活動するという中に、個人として企業とスポンサー契約を結んで活動する方法があります。しかしながら、個人でもチームでも、スポンサー契約を結ぶためには大会で優秀な成績を出したり、配信者として実績を積まないと、まず声が掛かりません。

この記事では、まだ大会等で結果を出していなく、スポンサーが付いていない状態の、駆け出しゲーマー向けに話を進めていきます。

フリーエンジニアになるという選択肢

フリーエンジニアは通常、一定の会社に属しておらず、何かしらの方法で様々な顧客から仕事を貰い、都度報酬を頂いて生計を立てる職業です。仕事内容としてましては、IT関連の業務でして、ざっくり言うとプログラミングをしたり、WebサイトやWebアプリケーション等の対応をしていきます。

フリーエンジニアになることができれば、基本的に会社に出勤する必要がないため、働く時間や場所が自由となり、ゲームの練習時間をしっかり取る事ができます。また、業務内容によりますが、基本的にノートPCがあれば作業できますので、海外の大会に出る際に飛行機の中で仕事をすることができます。

また、現在AIやVRなどの技術の発達により、エンジニアのスキルは、市場価値がかなり高い状態です。加えてIT業界は全体的に人手不足でして、どの会社も優秀なエンジニアをいかに獲得するかに手を焼いていまして、エンジニアの取り合いとなっている状況です。

以下の記事は、IT業界でも名高いNECが、新卒でも年収1000万円以上支払うと発表しているものです。

日本のIT(情報技術)大手が若手の研究者や技術者の報酬を増やす。NECは優秀な研究者には新入社員でも年収1000万円以上を支払う制度を導入する。富士通はカナダの人工知能(AI)子会社で役員待遇の報酬を検討する。IT業界ではGAFAなどの米国企業などが厚遇で世界の人材を集めている。危機感を強めた日本企業は若手を照準に市場価値に見合った評価を導入し、硬直的な賃金制度を見直す。

NEC、新卒に年収1000万円超 IT人材確保に危機感 

また格闘ゲームである、ストリートファイターシリーズで有名なプロゲーマーの板橋ザンギエフさんは、駆け出しの頃はフリーエンジニアとして収入を稼ぎ、生計を立てながらゲームの腕を磨いていったそうです。そして、アメリカのゲーミングデバイスメーカーであるRazerからスポンサーを受け、現在プロチームである、DetonatioN Gamingに加入されています。

エンジニアのスキルは最強の保険となる

前述しました通り、現在IT業界はエンジニア不足でして、引く手あまたの状態です。フリーエンジニアとして上手く収入を稼げることができれば、プロゲーマーの収入と二本柱で生計を立てていくことが可能です。

もし万が一、何らかの理由でプロゲーマーを諦めなければならない状況になりましても、エンジニアは前述しました通り、市場価値が高い状態ですので、どこかの会社に再就職が可能でして、最強の保険となります。

エンジニアになるための一歩は

フリーエンジニアは何はともあれ、顧客から仕事を貰わなければならないので、クラウドソーシングに登録することが基本中の基本です。探せば簡単な案件もありますので、駆け出しのエンジニアの登竜門としても活用する事ができます。

もしこの記事を読んで、フリーエンジニアに興味が出た場合は、以下が有名なクラウドソーシングになりますので、ひとまず登録する事をおススメします(無料です)。

クラウドワークス:日本最大級のクラウドソーシングサイト

クラウドテック:クラウドワークスの中でも、長期契約の案件が多い

簡単な道ではないがやる価値はある

今まで生きてきた中では、全くITと関連のない学校に出たり、仕事をしてきたけど、エンジニアになる事はできるの?という疑問が出てくるかと思います。しかし、ちゃんと勉強してスキルを磨けば、問題なくフリーエンジニアになることができますよ。

しかしながら、決して簡単な道ではありません。本当にやる気次第としか言いようがありませんが、プロゲーマーになりたいというモチベーションを糧にして、エンジニアとしてのスキルを高めていくことが重要す。やる価値は多いにあります。