esports業界では今、水面下で色々なサービスが開始したり、模索されています。
今回はespots関連で開始されているサービスや、今後のesportsと絡めてどのような構想があるのか紹介します。
選手達の心拍数など生体情報を感知して試合観戦で見どころを明確に
これはSEGA社で既に実装されていますが、「Bi-e-Play」というゲーム大会実況システムによって、選手達の心拍数や発汗などの生体情報から、その試合の見どころをリプレイとして抜き出し、面白さを観戦者に伝えるというシステムがあります。
弊社では生体情報をゲームに応用する研究の一環として、プレイヤーの生体情報を「大会実況システム」に適用し、各種のセンサーで計測したプレイヤーの心拍数や発汗状態をグラフ化して表示することで、プレイヤーの心理状態を可視化し、観戦の盛り上げに活用しています。これらの「大会実況システム」を使った大会は、 トッププレイヤーの駆け引きや、ゲームの面白さを直観的に解りやすく見せることに成功し、 観客を魅了してきました。
SEGA様 ゲーム大会の観戦を面白く&わかりやすく!ゲーム大会実況システム『bi-e-Play』 大会用リプレイ機能「Battle Timeline」を闘神祭で運用より
よく手に汗握る展開とか言いますが、そういった展開になった時は見どころであることが多いですので、面白いシステムだと思います。
esports×ジムの構想
esportsと身体を鍛えるジムを掛け合わせるという構想があります。
一見、繋がりが見えない二つですが、内容としては以下の通りです。
- esportsなどの観戦をしながらエアロバイクやランニングマシーンで運動
- ジムの個室を使って小規模で集まって開催するesportsの対戦会
順番に解説していきます。
・esportsなどの観戦をしながらエアロバイクやランニングマシーンで運動
ジム内にWifiを完備し、エアロバイクやランニングマシーンの脇に電源を指すスペースを設け、スマホやタブレットなどを固定するアームを付けるというものです。
esportsの観戦でなくとも、フィジカルスポーツの観戦であったり、ドラマを観たりなどでも活用できますので、黙々と運動している時間を楽しくすることができます。
動画を観る時間は通常は身体を動かしませんので、そう考えるとジムと相性が良く、幅広いニーズがあると思います。
・ジムの一室を使って小規模で集まって開催するesportsの対戦会
ジムは運動するために定期的に通う場所ですので、小規模で集まって対戦会をするのに相性が良いです。
対戦会で楽しむ前後に筋トレをする習慣を付ければ、心身ともに健康になります。
ゲームプレイ中は通常、身体を動かしませんので、ジムで身体を動かす習慣とゲームをする機会が合わさるのは良いことだと思います。

esports×コーチングの構想
esportsの競技シーンで現役で活躍されている方や、過去に素晴らしい結果を出された方は、今後のesportsの発展に貢献するために「コーチング」で塾生を集う構想も出てくるでしょう。
日本では今のところプロプレイヤーに教えを乞うには、個人的にコーチングをしてもらうか、プロチームに所属するしかありませんが、今後は企業を上げて「esports塾」を作る構想も考えられます。
今後esportsが盛り上がってくれば、esports塾を見かけるようになってくると思います。
esports×VRという構想
esportsにVRという技術を活用するという構想です。
esportsの大会等でVRという特性を活かせば、以下のようなまったく新しい観戦ができるようになります。
- esportsの大会の観客席で観戦する視点
- FPSなどでゲーム内に降り立って、プレイヤー視点で手に汗握る臨場感を楽しむことができる(プレイヤー全員の視点)
しかもこれらを、スイッチ一つで各場面に切り替える事ができるようになります。
一つ目の観客席目線というのは、現在もライブ観戦などで活用されていますが、二つ目のプレイヤー視点での観戦はVRでないと観る事ができません。
プレイヤー視点でFPSを観戦することができるというのは、とてもワクワクしますね。
現行のesports関連サービス
esportsで現行しているサービスは、Gaming+というものがあります。
- 下り最大1Gbpsのハイパフォーマンスサービス
- 夜間や休日でも高い安定性を誇る
- 解説まで最短1日で面倒な工事や設定は一切なし
もし、ネット対戦で回線速度に不満を感じている方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
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