今回の記事は、日本のeスポーツが抱える問題を幾つか提示しますが、結果的には問題を解決できると感じているのが私の主張でして、結果的には日本のeスポーツ界は明るいと感じています。
それでは記事に入っていきます。(`・ω・´)ゞ
日本のeスポーツ界が抱える問題
先日、ウメハラさんが対談しました記事が話題となりました。
本来、あくまで戦うのは選手同士のはずなのですが、まずメーカー同士の争いがあるわけですね。だからこそお金がものすごく動くメリットもあるのですが、これは裏を返せば、流行らなくなったゲームのプレイヤーというのは、eスポーツのプレイヤーではないんですよ。その時そのゲーム作品が注目されている間はみんな舞い上がりますけど、人気がなくなると「あれっ?」てなる。eスポーツ選手を名乗っていても、それはそのゲームが流行っているときだけでしょ、という問題が生まれてしまうんですよね。
ITmedia様 プロゲーマー「ウメハラ」の葛藤――eスポーツに内在する“難題”とは (6/7)より
野球やサッカーのように10年後でも、そこにあり続ける競技とは違い、eスポーツには流行があるため、企業同士の争いとなって選手が置き去りになる、という問題があります。
また、日本ではまだeスポーツに対する認知度が低いため、最近では都会の方では整ってきているものの、地方では選手達が打ち込んで練習する環境がまだまだ整っていません。
また、まだ日本では「ゲームは遊びでやるもので、仕事にするものではない」という風潮があり、プロゲーマーという職業の社会的理解を得られていないのが現状です。
選手達のセカンドキャリアについて
それもそのハズで、2018年に日本でやっと「eスポーツ元年」と呼ばれる年となり、これから徐々にサービスが始まってくるからです。
選手達のセカンドキャリアの問題もありますが、もししっかりとした成績を出す事ができれば、形を変えながらその道で飯を食べていけます。
例えばですがウメハラさんほど知名度が高いと、現役を引退された後は、もしコーチングを始めるとなりましたら、多数の日本のゲーマー達が「教えを乞いたい」と考えると思います。

AbemaTVやOPENREC.tvで、2019年2月現在、「RAGE STREET FIGHTER V All-Star League powered by CAPCOM」という、プロのチーム戦が行われています。
ときど選手、ウメハラ選手など日本を代表するプロゲーマー達と2人の無名の一般人の方で3人チームを作り、チーム戦を行うというものです。
各プロゲーマー達は、自身も戦うため己を磨かないといけないのは勿論ですが、チームメイトの2人に戦術を事細かく教える必要があり、コーチングスキルもないと勝ち抜く事ができません。
現状のプロゲーマー達の認知度から考えますと、ストリートファイターのeスポーツタイトルでしか企画できないのが実情ですが、まさに、eスポーツの今後を見据えた良い企画です。
このように選手達の今後を支えるような企画が増えていき、選手達の引退後の受け皿が増えていくような流れになれば良いですね。
eスポーツ界は問題を抱えてはいるものの、それをしっかり問題として認知し、関係者の方々が解決に向かって動いてくれています。
プロゲーマーを目指したいという方の為に、以下の記事も書いていますので合わせてどうぞ。

日本でeスポーツを盛り上げている方々
Shall we skip the MVP vote this time and just give the title to @kizoku_noraren? 😎 #SixInvitational pic.twitter.com/bqUPqy9QH6
— ESL Rainbow Six (@ESLRainbowSix) 2019年2月18日
Discordサーバー『Esportsの会』を荒木さん ( @ryosuke_hsx )に立ててもらいました。
Esportsで何かやりたい人、Esportsで何かをやっている人がつながるための場所になればいいなぁと思います。
気軽にお立ち寄りください
https://t.co/jFn9Cgbgcb— 但木 一真 Kazuma Tadaki (@k_tadaki) 2018年11月26日
鹿児島県のeスポーツ普及・発展・環境・プロプレイヤーの輩出・支援など様々な活動を行ってまいります。地方創生に寄与するとともに明るい未来を創造します。
ここに奄美支部が誕生しました。
これから宜しくお願い致します✨— 鹿児島県eスポーツ協会 奄美支部 (@KG_espo_Assoc_A) 2018年11月29日
「日本はeスポーツ後進国だ」と言われたり、まだまだ「たかがゲーム」eスポーツを本気で楽しんでいる方々が増え続けています。
また、全国の地域で徐々に小さくeスポーツ団体が設立されていまして、日々eスポーツの広がりを感じています。
後は日本でのeスポーツの成功事例があれば、それを徐々に皆が真似をして発展していくでしょう。
以下は「くつきがずや」さん著の漫画ですが、eスポーツに後ろ向きな方達に対し、次のように仰っています。
もし「たかがゲーム」と笑う人がいるなら、それは「何かに熱中したことのない人だ」と思うのです
色々TwitterやWebの記事を見させて頂き、明るい話題から暗い話題まで多数あって、課題も沢山あり、多くの議論が重ねられていますが、こんなにもeスポーツに対して真剣に向きあってくれる人が多数いらっしゃるのであれば、日本のeスポーツ業界は間違いなく明るいと感じました。