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esportsはこう広がる!一般の方に楽しんで貰う方法【期待】

esportsを海外のようなエンターテイメントに仕上げるためには、色々な課題があるかと思います。

今回は普段ゲームにあまり触れていない方々に、いかにesportsを楽しんで貰うかを考察してみました。

コンテンツの内容について

まずあるコンテンツのタイトルが、知らないゲームタイトルだとゲームにあまり触れていな方々はもちろん、ゲームが好きな方々でさえもそのゲームの面白さがわからないため、敬遠されることが多いです。

esportsを浸透させることの第一歩は、まず最初にルールの説明をし、そのゲームの面白さを解説するコーナーを作り、初心者でも受け入れやすいようなコンテンツ作りが大切です。

特に、そのゲームはどうやったら勝ったり負けたりするのかを明確にし、そこに至るまでの駆け引きの面白さを紹介できるかどうかがカギです。

どのメディアでどのように発信していけば良いか

・テレビ(地上波)

やはり、まずゲームにあまり触れていない層を取り込むためには、テレビを通じて地上波で発信できるのがベストです。

テレビで放送を行う場合は、現在(2019年1月)ですとスマッシュブラザーズSPのようなものから始めると良いかと思います。

スマブラSPはまだesports種目として正式には認定されてはいませんが、今後ほぼ確実に採用されるものだと思います。

子供から大人まで幅広い層に人気で、しかもキャラクターが豊富ですので、番組が作りやすいのではないでしょうか。

番組の構成としてはスマブラを例に挙げますと、以下のように作成します。

  • 最初にスマブラを知らない方の為にゲームの解説を必ず入れる
  • 対戦コーナー(大会の様子でもOK)
  • コラムとして各キャラクターの使い方説明など
  • esportsで活躍している日本人プロ選手の紹介や密着取材

プロゲーマーの方は、知名度が低いesportsだからこそ、兎にも角にもファンの獲得が必要です。

握手会など何かファンサービスをするなどゲーム以外の事も、スポンサーやesportsに貢献するための仕事だと考えて積極的に動くべきです。

また、今が旬な芸能人の方を起用するというのもかなり重要だと思います。

最近では、三代目 J SOUL BROTHERSのELLYさんが「フォートナイト」の世界大会に参加し、10位に食い込むなど活躍を見せたそうです。

 三代目 J SOUL BROTHERSのELLY/CRAZYBOYが1月27日、オーストラリア・メルボルンにて行われたテニスの四大大会「全豪オープン」に合わせて、同じ会場の敷地内でおこなわれた『フォートナイト』世界大会「The Summer Smash at the Australian Open」にゲストプレイヤーとして参加した。

realsound.jp様 三代目JSB・ELLY『フォートナイト』世界大会に初出場 「出られたことがとても良い経験」より

良くテレビに出ている芸能人の方を起用しますと、それを見た人に対して「esportsという何か新しい波が来ている」という印象を与える事ができます。

ここで注意したいのは、やはり大衆向けに作成すべきですので、萌え系の絵をできるだけ抑え、子供を持つ親御さんにも見せやすい番組作りが重要です。

また、ゲームタイトルによって興味を持つ年齢層等も変わってきますので、番組の構成が変わってくる所が面白い所でもあり、難しい所でもあると思います。

・YouTubeなど動画配信サイト

ゲームの動画配信サイトとして海外でも有名なのはTwitchですが、こちらが日本で盛り上がるのはもうちょっと後の話になりそうです。

日本において現時点での動画配信サイトといえば、YouTubeに軍配が上がると思います。

YouTubeには広告プログラムがありますので、視聴数を稼ぐことができれば、もちろん収入に繋げることは可能です。

ただ、日本のプロゲーマーの方々は多忙を極めているようですので、動画配信に関しましては企業やスポンサーのバックアップが不可欠です。

収益を出せるプロゲーマーになるためには

プロゲーマーの収入は、esports大会の賞金やスポンサーからの給料などが挙げられます。

しかし結果を出しているプロゲーマーであれば、その活躍の様子を一般の方々にわかりやすく紹介することで広告塔となり、収益につながるパターンもあるようです。

こういったゲーム以外の「収益に繋げる活動」も非常に重要になってくると思います。

海外では当たり前ですが、日本でもesportsは素晴らしいエンターテイメントになりえますので、期待しつつ成長を見守っていきたいです。