生き方

【ギャップ】営業職のイメージと実際働いた後の感想【ありすぎ】

営業職かぁ。営業ってなんかノルマや接待とかあってきつそうだな…でも世の中に営業マンって沢山いるし、本当の所はどうなの?

 

営業職と聞くと、あまり良いイメージを持っていない方が多くいらっしゃると思います。しかしながら実際の所は、確かに仕事に慣れるまでは覚える事が多いので大変ですが、それはどの職業でも言えることですし、慣れてしまえば結構気楽に仕事ができます。

この記事では、まず皆さんが持っている営業職に対する悪いイメージをピックアップしまして、営業職を続けていくとどういったメリットがあるのか、解説していきたいと思います。

私は営業職を10年ほど勤めてきまして、営業に対しての経験談や知見はかなり持っていますので、率直な感想をお答えしていきたいと思います。

営業職に対するネガティブなイメージ

主に以下の3点だと思います。

  • ノルマがきつそう
  • 接待して媚びを売らないといけなさそう
  • お客様を口車に乗せていそう

ノルマがきつそう

営業職と聞いてまずイメージするのは、ノルマがあるという点ですよね。あまり営業を知らない方は、結構ノルマに対して恐怖心を抱くかと思いますが、語弊を恐れずに言うとノルマはプロセスが良ければ、達成できなくても大丈夫です。

理由としましては、社会経済は常に流動的ですので、企業がいつ業績が良くなったり悪くなったりするかはわかりません。例えば自分が担当している企業の業績が悪く、予算があまり付かなかった場合は、どう頑張ったって売上が上がりません。

ノルマはいくら必死に頑張っても、その年は達成できないこともあるので、気にしすぎる必要はありません。

常人では到達不可能なノルマを課してきて、それの必達を無理強いしてくる企業はブラックですので、営業職に就く前であれば可能な限り事前調査をして回避し、就職してしまった後であれば心を鬼にして転職しましょう。

接待して媚びを売らないといけなさそう

次に営業職でイメージするのは、飲みの席を設けてお客様に接待しないとならないのか、という点です。

昔は、お客様と飲むという風潮があったかもしれませんが、最近ではかなり激減しています。主な理由としましては、企業のコンプライアンス違反を警戒しての事です。

例えば、あるお客様に接待をして後ほど大型案件を貰った場合、その接待が過度であればあるほど、賄賂と捉えられる確率も高くなります。もしお客様が公務員である場合は、そもそも食事することすら絶対にダメです(お客様である時点で利害関係者であるため)。

民間企業の方と簡単な飲みに行く程度なら…と考える場合もありますが、変な疑いをかけられる可能性があるので、現在では避けた方が無難とされています。

お客様を口車に乗せていそう

営業職はお客様を自分の口車に乗せて、自分の好都合な方向に導き、売上を上げているのではないか、だから営業職を勤める為には口が上手でないといけない、と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これはさすがに大げさに書きましたが、少なからず上記のようなイメージを持たれているようです。しかしながら、これは完全に思い違いです。一つずつ解説していきます。

  • お客様を口車に乗せて自分の好都合な方向に導く

これって、考え方によっては詐欺ですよね。もちろん、全くの誤解です。営業で売り上げを上げていくためには、地道にお客様の手伝いをしていき、信頼関係を築いていくことが鉄則です。具体的には、お客様の欲しい情報を持っていったり、頼まれごとを迅速に解決したりして、ビジネスパートナーとして良い関係を構築していくことです。

考えるだけで恐ろしいですが、口車に乗せるような事をしてしまうと、代々先輩方が築き上げてきたお客様との信頼関係が一瞬で崩れます。

  • 営業は口が上手くないと勤まらない

実は、営業は口が上手くないといけないと思われがちですが、これも違います。営業を行う上で大事なのは、お客様が求める仕事をするということです。こう書きますと、例え口が上手くても求められる仕事をしていなければダメですよね。

私は実は営業職を始めたての頃は人見知りでしたが、まずお客様の求める仕事を片っ端から片付けて経験を積んできまして、大変ではありましたが、おかげ様で様々なお客様から案件を貰えるようになりました。

慣れてしまうと他の職業よりも気楽です

営業職は、大体の場合、最初は先輩のお手伝いをしながら仕事を覚えていきますので、先輩と一緒にいる時間が長く、気を遣わなければなりませんので、結構疲れが溜まります。

しかし、仕事を覚えて一人立ちできるようになりますと、一人立ちにも苦難はあるものの、単純に先輩に気を遣う時間が減ります。そしてさらに仕事に慣れていきますと、徐々に気楽レベルが上がっていく印象です。仕事もスピードアップしていきますので、仕事が早く終わる→早く帰ってプライベートに時間を費やせる、といった好循環が生まれてきます。

10年ほど営業職をやっています私の場合ですと、新人の頃に気を揉んでいた事象を難なく解決することができたり、やり方がわからなかった仕事を、サクッと終わらせることができるようになりましたので、ストレスが減っていきました。

営業職は、事務職と違って外出する時間が長いですので、仕事をちゃんとこなしているのであれば、自分のペースで仕事を進めることが可能です。これが営業職の最大の利点でして、会社にいると他の方がいるので、気を引き締めなければなりませんが、営業に出てしまえば気楽に仕事ができます。