実はダイエットをする上で、有酸素運動はあまり決定的ではない事がわかってきています。ダイエットして痩せたいと考えている人は、まず運動よりも優先すべきことがあるので一旦、有酸素運動を脇に置いて欲しいというのが、今回の記事の趣旨です。
体内で起こっている代謝について
先日、以下のようなツイートをしました。
最近、ダイエットと栄養の情報を集めまくっていますが、昔の常識がかなり覆っている事が多く驚きです😅例を挙げますと、先程の1日に食べても良い卵の個数、有酸素運動では当たり前となっているランニングの誤った解釈などです。最新の情報にアップデートし、ブログやTwitterで発信していきます💪
— はすけん (@hasuken1616) June 25, 2019
最近、ダイエットと栄養の情報を集めまくっていますが、昔の常識がかなり覆っている事が多く驚きです😅例を挙げますと、先程の1日に食べても良い卵の個数、有酸素運動では当たり前となっているランニングの誤った解釈などです。最新の情報にアップデートし、ブログやTwitterで発信していきます💪
ダイエットで体重を落としていくためには、身体の中で起こっている代謝によって脂肪を燃焼させていく必要があります。
その代謝は、以下のように分類する事ができます。
- 基礎代謝:特に何もしなくても行われる代謝。生命活動を行うために必要
- 生活活動代謝:通勤や通学、家事やスポーツなど、生活の中の運動によって起こる代謝
- 食事誘導性熱産出(DIT):食事をすることによって起こる代謝
そして、上記の代謝が全体のどれぐらいの割合か示したものが、以下です。
- 基礎代謝:60%
- 生活活動代謝:30%
- 食事誘導性熱産出(DIT):10%
ここで見て欲しいのは、生活活動代謝は30%ほど(もっと低い場合もあり)という点です。そのため、どれだけ激しい運動をしても、体内で代謝されるエネルギーは全体30%ほどしかないのです。
そして、ダイエットにおいて運動よりも優先度が高いのは、実は食事なのです。上記の事実がありますので、食事の見直しを全くされていない状態でいくら運動を頑張ったとしても、痩せる事はないのです。
・今日は1時間ランニングを頑張ったので、ご褒美にファーストフード店でダブルチーズバーガーとポテトとコーラを頼んだ
これはきつい言い方になりますが、本末転倒ですよ。
ただ後程書かせて頂きますが、食事を変えると言っても、一日一食はリンゴ一個にするような、極端に量を減らす必要はありません。食事の質(具体的には糖質からタンパク質に置き換える)を変える事で、食事の満足感を行うことなく、成功率が高いダイエットが可能です。
ランニングの正しい知識について
ダイエットをすると決心した時、まず有酸素運動をしなくてはならないと考え、ランニングを始める方は多いと思います。しかしながら、ランニングを始めとした運動において、先程の代謝量の観点から、そこまでインパクトがない事がわかってきています。
さらに最近の研究では、健康に良いとされているランニングですが、むしろ老化を促進させてしまうという研究結果もあります。その根拠としては、以下の通りです。
- ハードなランニングは体内の活性酸素を増やすため、老化を促進させる
- 屋外でランニングされている方は紫外線を長時間浴びる事になるので、皮膚が老化する
また、活性酸素は老化を促進させるだけでなく、様々な疾病の引き金になる事もわかっています。ただ、運動をするのは、ハードでなければもちろん健康に良い事でして、以下のメリットがあります。
- ポジティブになって精神が強くなる
- ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の解消になる
- 気分転換になる
以上です。ダイエットとして運動を行うのは、代謝量の事を考えますと、ひとまず後回しでも良いです。
食事は正しい知識をもって変えること
ダイエットにおいて運動よりも食事の方が大事ということを、先程お伝えしました。しかしながら、普段の食事を変える時は、ちゃんと栄養バランスの取れているかをチェックする必要があります。
例えば、少し前に流行った糖質制限ダイエットについてですが、糖質は生命活動を行っていく上で必要な栄養素ですので、全く糖質を摂取しないというのも良くありません。
このブログでは、食事で痩せる記事を上げていますので、興味がありましたらご覧ください。ダイエットと食事についての記事をいくつか紹介させて頂きます。
・糖質制限について知りたい場合

ダイエットの基本は糖質を減らす事ですが、糖質を減らす際の注意事項を書いています。
・豆乳をダイエットに使ったり、健康効果を知りたい場合

豆乳には不溶性食物繊維が含まれていまして、血糖値の上昇を抑えるため、ダイエットに効果的です。豆乳には実は乳がんを予防する効果がありますので、その研究リンクも合わせて紹介しています。
・具体的にダイエットにて痩せていく機構を知りたい場合

実は、体内には二種類の代謝があります。それは糖質代謝モードと脂質代謝モードです。糖質代謝モードだと痩せませんので、注意です。