今回はこのような疑問にお答えします。
味噌汁でダイエットするというのは、関係性が薄そうですが、実はダイエットに効果がある要素が色々含まれているのです。
味噌汁のダイエット効果について
以下の通りです。
・野菜を多く食べられる
→味噌汁に野菜が多く入っていても、難なく食べられてしまいます。そのため、味噌汁に意識的に野菜やキノコ類を多く入れるようにすると、野菜を多く食べられるため、満腹感を得られる上に、野菜の健康効果も受ける事ができます。
・出汁が食欲を抑える
→味噌汁に入れる出汁には食欲を落ち着ける効果があるため、食べ過ぎを抑制する効果もあるのです。
・味噌汁の温かさが代謝を良くする
→さらに、味噌汁の温かさが新陳代謝を良くし、定期的に頂くようにすると痩せやすい身体になっていきます。
味噌の健康効果
味噌は健康に良いとされていますが、ここで味噌の健康効果について書かせて頂きます。
大豆製品であること
味噌は皆さんご存知の通り、大豆を原料として作られます。大豆にはイソフラボンというポリフェノールや、食物繊維が含まれています。また、その食品の必須アミノ酸がどれだけ満たされているか示す、アミノ酸スコアですが、大豆はこれが100(必須アミノ酸が全て入っている)となっています。
また、大豆はそのままではなかなか体内に吸収されませんが、豆腐や味噌、納豆など加工したり発酵させると吸収率が高まっていい感じになります。
発酵製品であること
味噌は大豆からできている事に加えまして、発酵食品でもあります。そのため味噌には酵素や乳酸菌が含まれていまして、身体の消化、吸収、代謝を助けたり、腸内環境を整える効果があります。
味噌にこだわるのであれば酵母菌が殺菌されていない、生味噌を選ぶことをおススメします。生味噌は、マルモ青木味噌さんのものをおススメします。もし、お金に余裕のある方はこちらも考えてみて下さい。
食事に
味噌汁を作るようにするとバランスが良くなる

味噌汁を作ったのに、そこにパンだけお供にする、という人はなかなかいませんよね。そのため、「味噌汁だけは作る!」と決めていますと、それに合わせてご飯を炊いたり、ちょっとしたおかずを作るので、結果的に食事のバランスが良くなるというメリットがあります。
日本人として昔から馴染みのある和食は、世界に誇る伝統食です。日本が長寿国と呼ばれるのは、昔から和食を食べ続けているからなのです。
適量の味噌汁は血圧を上げないという研究結果
味噌汁で気になるのは、やはり血圧が上がる事です。しかし、マルコメ社と共立女子大学が共同で行ったヒトやラットを被験体とした研究では、両方とも血圧が上がらないという結果となりました。
こういった研究結果もありますので、味噌汁の塩分が気になるので健康食の味噌を摂らないというのは、少しもったいない話です。もちろん、味噌汁も摂りすぎると塩分過多となるため良くないですが、このような研究結果もありますので、今まで気にしていた方は検討してみてはいかがでしょうか。
おかず味噌汁にしてしまう
味噌汁を作り、それに合わせて他のお惣菜を作るのは、身体に良いとわかっていても、なかなか毎日は大変だと思います。そこで、味噌汁をおかずとして作ってしまうのもアリです。味噌汁の器をどんぶりのような大きいものにし、おかずとして食べられるように野菜中心に具沢山にします。
以下に少しだけで申し訳ないのですが、レシピの例を挙げさせてもらいます。
- 豚肉+キャベツ+玉ねぎ
- タラ+だいこん+にんじん
ここで、旬の野菜や魚を入れるようにすると、美味しい上に栄養価の高い状態で食べられますよ。野菜を煮込むことによって、栄養素が失われてしまうことを心配される方がいらっしゃいますが、実は煮込むことによって、野菜の中に含まれているファイトケミカルと呼ばれる抗酸化物質が摂れるようになります。逆に野菜は煮込んだ方が身体に良くなるという研究もありますので、栄養素の事は心配しなくても大丈夫ですよ。