今回の記事では、実際の取引画面を用いて、仮想通貨のトレードの仕方や事前に知っておいた方が良いことなどを紹介していきます。
もし、口座を開設していない方は、開設方法につきまして紹介していますので、以下の記事をご参考下さい。

※こちらの記事では、DMM Bitcoinを例に挙げて説明しています。
仮想通貨のトレードを開始する
まずDMM Bitcoinにログインし、マイページ画面に入ります。
そして、下記のオレンジの「取引開始」のボタンをクリックします。

そうしますと、下記のような画面が現れます。

今回は、ビットコインを例に挙げまして説明させて頂きます。
まずは、レバレッジと現物の取引画面の紹介です。
・レバレッジの取引画面

・現物の取引画面

・仮想通貨のトレードの方法
次にトレード方法ですが、数量という欄の数字の部分をクリックしましてそのまま数字を打ち込むか、「+0.1」ボタンなどを数回クリックして購入したい数値にします。
そしてその後、「売 Bid」もしくは「買 Ask」をクリックすれば、購入完了です。
ここでレバレッジ取引BTCを持っていないのに売りってできるの?という疑問が出てきますが、少し難しいですが、この売りから入る取引を空売りと言います。
空売りとは:投資商品(今の場合ビットコイン)を取引所から一旦借り、その時点の価格で売り、任意のタイミングでその投資商品を買い戻す信用取引のこと。先に投資商品を売って後で買い戻すので、売った時点よりも価格が下がれば投資者の利益となり、反対に値上げが起これば損となります。
スプレッドとは
スプレッドとは、取引所への手数料の事でして、下記の黒矢印の部分の数値です。


レバレッジですと700、現物ですと11000となっています(1BTCあたり)。
こちらの手数料ですが、例えば0.5BTCのレバレッジ取引だと半額の350となります。
また、レバレッジ取引の買いと売りの価格を見て頂くとわかると思いますが、その差が丁度700となっています。
1BTCを値が動かないほど瞬間的に売買すると(不可能だとは思いますが…笑)、ちょうど700の損となります。
取り扱いのできる仮想通貨の種類
現物やレバレッジで扱える仮想通貨は、取引所によってそれぞれ違います。
例えばDMM Bitcoinの場合ですと、7種の通貨、14種類の通貨ペアとなります。


注文タイプについて
仮想通貨取引では、基本的にストリーミング、指値、逆指値の3つの注文タイプが使用されます。

この3つの注文タイプを以下に説明させて頂きます。
ストリーミング:成行注文とも呼ばれる。数量を決めて注文した時点のポジションを取る方法。
指値:あらかじめ価格を設定し、その価格まで値が動いたら自動的に注文してくれる方法。買いの場合はその価格まで下がったら買い、売りの場合はその価格まで上がったら売る注文となる。
逆指値:指値と同じく、あらかじめ価格を設定し、自動的に注文してくれる方法。逆指値の場合は買いの場合はその価格まで上がったら買い、売りの場合はその価格まで下がったら売るという注文となる。
画像中のIFD、OCO、IFO取引はちょっと高度な取引となりますが、興味がある方は以下の記事をご参照下さい。

損切の設定
仮想通貨は値動きが激しく、ボラティリティ(価格の変動性)が高い投資商品です。
そのため、仮想通貨取引を行う時は損切設定は必須です。
一定水準以上の損を被ってしまった場合、取引所によってはロスカットと呼ばれる、ポジションを決済して、それ以上の損を抑える防衛線がありますが、基本的にはロスカットまで損を重ねる前に損切設定をした方が良いです。
また仮想通貨の現物は、株式でのストップ高やストップ安のようなものがないため、やはり損切設定は必須です。
損切設定の仕方としましては、例えば下記の画像のように買いを行った場合(レバレッジ取引)、買いの価格よりも低い価格で、売りの逆指値の注文を入れます。
損切の設定を行う時は、新規で逆指値の注文を入れるのではなく、現在継続中の取引に対して行う必要がありますのでお気を付けください(取引所によって設定の仕方が変わってきます)。

こうすることにより、万が一価格が下がったとしても、損する額が決まっていますので安心です。
損切設定せずに急激な価格変動が起こり、強制ロスカット…これが一番資産を減らしてしまいます。
最後におススメの取引所を紹介させて頂きます。
おススメの仮想通貨取引所3選
・DMM Bitcoin:PC、スマホ共に直感的に操作できるのが魅力です
・GMOコイン:専用のスマホアプリが充実しています
・bitbank:仮想通貨の国内取引量No1の取引所です