栄養

血液をサラサラにする為に摂取をお勧めする食品、改善習慣

血液がサラサラなことは、健康である証であると言えます。しかし、現在日本人の半分近くが血液が通常よりもドロドロであり、余分なコレステロールや老廃物で汚れているとされています。今回は、血液をサラサラにするためには、どういった食べ物が有効で、どういった習慣が良いか解説していきます。

血液がドロドロになる原因

血液がドロドロになる原因としては、以下の事が挙げられます。

  • LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が多い
  • ストレスや不規則な生活で全身が疲労している
  • 甘いものやアルコールなど糖質を摂りすぎている

上記の通り、血液の質は食べ物に大きく左右され、血液をドロドロにする最大の原因は食べすぎや飲みすぎです。特に、肉などの動物性脂肪は悪玉コレステロールを増やし、アルコールや甘いものは中性脂肪を増加させます。

血液が汚れていると、全身の細胞の新陳代謝を滞り、疲れやすくなり、免疫力が低下するなど様々な症状が出てきます。また、悪化してくると動脈硬化などの疾病に発展する危険もあります。

そもそも、血液がドロドロかどうかの判断はどうすれば良いのでしょうか。簡単に確認するためには、鏡で舌の裏側をチェックすると良いです。舌の裏側の静脈が黒くなっている場合、ドロドロ血液の可能性が大だそうです。しっかり確認したい場合は、病院などの健康診断などで血液検査を行ってもらうのがベストです。

血液をサラサラにするための食事

それでは、血液をサラサラにするためにはどうすれば良いのでしょうか。以下、解説していきます。

・食べる量を減らす、よく噛む
暴飲暴食は、余分な脂肪や糖分が血液に流れてしまい、体内に蓄積してしまいます。そのため、食べる量を減らす事が重要です。食事の際によく噛む事を意識すると満腹感が得られて食べる量を減らすことができます。

よく噛む事は、身体に良い習慣として昔から言われていますが、これがかなり効果的です。私もいつもご飯を大盛食べる派でしたが、普通盛でも満腹感を得る事ができました。一口につき30回噛むと良いです。

しかし、食べる量を減らすと、どうしても暫くするとお腹が空いてきます。そういった時は、ハード系のグミなどをよく噛み、空腹を凌ぐと良いですよ。最近ですと、ダイエットしたい方向けのハードグミも売られています。

・食物繊維を多く含むもの、血液をサラサラにするものを摂る

次に、食物繊維を多く摂ることが重要です。食物繊維は、摂りすぎた脂肪やコレステロール、有害物質を腸でキャッチしてくれます。食物繊維を多く含む食べ物は、インゲン豆、納豆、モロヘイヤなどに多く含まれます。

また、血液をサラサラにする成分をもつ食べ物もあります。以下にまとめます。

  • お茶:緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶などのお茶は、血流を改善する効果
  • 納豆:納豆に含まれる、ナットウキナーゼは血中の血栓を溶かす効果
  • 大豆:大豆サポニンという成分が血管に付着した脂質を溶かします
  • ねぎ、にんにく:アリシンに血小板の凝集抑制作用があります
  • 酢:血流を改善し、赤血球の膜をしなやかにする作用があります。黒酢が効果的です
  • 青魚:EPAやDHAはLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を減少させ、血流をよくして血管内で血液が凝固するのを防ぎます

ここで青魚を挙げましたが、動物性食品は、肉から魚中心に変えることも、血液をサラサラにするために効果的です。

生活習慣はどのように変えたら良いか

それでは、食事以外の生活習慣はどのように変えたら良いでしょうか。

・早寝、早起きが血液をキレイにする

血液をサラサラにするためには早寝、早起きが重要です。夜の22時から2時までは肝臓での血液浄化が行われる時間帯ですので、なるべく早めの就寝を心がけるようにしましょう。

・運動、入浴で血液循環をよくする

運動や入浴は全身の血行を促進し、体内の老廃物を排出します。もし、平日運動するヒマがないという方は、休日だけでも運動を実施するようにしましょう。

・1日2Lの水分を補給する

血液の約半分は水分となっています。ヒトは1日に尿や汗、呼吸などで約2.5Lの水分を排出しています。食事から約0.5Lの水分を摂取できるとすると、残りの2Lは飲み物から摂る必要があります。とはいえ、2Lの水分はかなり意識しないと摂取できない量ですので、水分をこまめに摂ることを習慣づけましょう。

また、摂取する水は綺麗でないと意味がありません。一つの手段として、安全で美味しい水が大量に飲めるウォーターサーバーが便利です。以下にオススメのウォーターザーバーを紹介しておきます。